こちらのページを読まれているということは、今からタトゥーを除去されているのだと思います。
さまざまな理由でタトゥーの除去を決断されたとは思いますが、きっと決断はあなたの人生をよりよくしてくれるはずです。

こちらのページでは、おすすめクリニックや選ぶ際の基準についてお伝えしていきます。
まず初めに、タトゥー除去を受ける際の注意点についてチェックしていきましょう。
タトゥーを除去することによりメリットはもちろん数多くありますが、タトゥー除去によるデメリットも把握する必要があります。
タトゥー除去における注意点
傷跡が残る
タトゥーを除去すると、場合によっては大きな傷跡が残ってしまう危険性があります。
タトゥーを除去する医療技術はかなり進歩しているものの、だからといって、タトゥーを消したいと思っても、元の状態に綺麗に消せるということは難しいでしょう。
また、必ずではありませんが、後遺症が残ったり、目立つ傷跡として残ってしまうと思ってください。レーザー治療は、タトゥーの色素にレーザーが敏感に反応し皮膚を焼くことでその色を消すことになります。
しかし、皮膚が焼ける為、そのタトゥーの形の通りに火傷となって肌に凹凸ができ、綺麗な状態に戻すことは不可能なのです。また、皮膚に色素沈着が起こることで、傷跡としてはっきりと残ってしまいます。
レーザー治療には、激痛が伴います。肌が火傷を負うくらいなのだから、当然相当の痛みを覚悟する必要があります。
例え、切除手術であろうと、タトゥーの部分を切り取り、皮膚を無理矢理引っ張ることで縫い合わせる為、見た目にもはっきりと分かる傷跡になります。
>>タトゥーのレーザー除去だと傷跡が残る?受ける必要のある回数は何回?
感染症・ケロイド・色素沈着のリスク
削皮法とは、その名の通り、皮膚を削ってタトゥーを消していく方法です。
この治療法によって、タトゥーのインクの90%を削り取ることができます。
なるべく薄くタトゥーの入っているぎりぎりの部分を削り取ることにより、身体への負担を減らすのです。
ただ、削皮法は医師によって術後の結果にかなり差が出てきます。経験豊富で評判の良い先生になら任せても綺麗に消してくれるとは思いますが、症例数の少ない先生に任せてしまうとケロイドなどの症状が起きてしまうこともあります。
本来なら薄くぎりぎりのラインを削りますが、深く削ってしまう先生もいるらしく、その深さが原因でケロイドが発生してしまうそうです。また、かゆみやかぶれ、傷跡も発生します。治りが遅いことで術部がかぶれ、かゆみが発生し、それが傷跡になってしまうのです。
医師をきちんと選ばないとこういう後遺症が発生してしまいます。時間をかけて慎重にクリニック選びをすることがとても重要になってきます。
>>【タトゥー・レーザー除去の後遺症】色素沈着や水ぶくれに要注意!
>>タトゥー除去のアブレーションとは?皮膚を削り取るリスクまとめ

以上のように、タトゥーを助教する際には様々なリスクと隣り合わせとなっています。
しかしながら、こういった危険性を承知の上でタトゥーを除去する人は年々多くなってきています。たとえば、近年ではタトゥー除去を受ける患者さんは年間100万人を超えていると言われています。
タトゥーの日常生活への影響
公共施設を利用できない
1つ目はプールや温泉、サウナなどの公共施設の利用を断られることがあるということです。
服を脱いで利用する場所ですから、タトゥーを隠すことはできません。

タトゥーが周りの人の目に入れば、不快に感じる人もいますよね。
ましてプールは子供が多く利用します。子どもに悪影響を及ぼすこともありますよね。そういう理由から、入場を制限する場所もあります。
さらに、スポーツジムの入会も断られることがあるということです。私の予想になってしまうのですが、ジムは体の事をよく考えている人たちが集まります。健康を維持するため、体型を維持するため、綺麗になるため、ボディビルダーの大会に出るためなど。
その人たちの目の前に、体に傷を付けてタトゥーを入れた人が現れたら良い気はしないでしょう。公共施設と同じで、周りの人を不快にしてしまう可能性があるからです。隠せば入会できるジムもありますが、見つかれば即退会だそうです。
MRI検査を受けられない
タトゥーが入っている人はMRI検査が受けられないことも知っていましたか?
MRI検査機から発せられる光がタトゥーのインクに反応し、皮膚を焼いてしまい火傷状態にしてしまうのだそうです。
実際に私がMRI検査を受けに行った時、壁に「タトゥーが入っている人は検査を受けられません」と張り紙がしてありました。
こういう検査が受けられないと、身体に何かあったとき、とても不便です。見つかる病気も見つからないかもしれませんから、命に係わる可能性もあります。
このように利用できない公共施設があったり、受けられない検査があったりと、生活に支障をきたしてしまうのです。
タトゥーを入れているのは特に若い人たちが多いですが、ただただ「オシャレ!」という興味本位で簡単に入れてしまうのです。
確かに最近ではオシャレの一環になってはいますが、消したいと思った時に簡単に消すことができないのは知っているのでしょうか。
就職・昇進できない
就職の際、タトゥーが入っていると面接に受からないことがあります。
以前新聞でタトゥ-が入っている社員を全員クビにするという記事を見つけました。
普段サラリーマンはスーツを着ているのでタトゥーが見えることはないと思いますが、わざわざ服を脱がして確認した会社があるそうなんです。
もしクビにまでしなかったとしても、いくら仕事のできる人であったとしても、出世を諦めてもらうケースもあります。
アメリカではタトゥーを入れている人が大勢います。日本よりも馴染みのあるものだと思いました。ですが、そのアメリカでさえ、就職の際にタトゥーが入っていると面接に受からないのだそうです。
「同じスキルを持っている、タトゥーが入っている人と入っていない人の2人がいたら、入っていない方をとる」という考えなんだそうです。アメリカでさえも、就職が関係してくるととても厳しくなってきます。

さて、ここまではタトゥーがあることによるデメリット・リスクについてお伝えしてきました。
お伝えしなくともお分かりいただいているかとも思いますが、一応参考にしてみてください。
今すぐタトゥーを消したい&隠したい?
就職活動や結婚式などで、今すぐにタトゥーを消したい・隠したいと思っているかもしれませんね。
タトゥー除去は一度受ければ綺麗に消えるわけではないですから、困ってしまうのではないでしょうか。

そんな時には、タトゥースプレーやタトゥーシールを使うことをオススメします。
タトゥースプレー

これはネットで簡単に購入することができます。
料金はマチマチですが、安いものだと500円くらいで手に入るそうです。
自分の肌の色に合わせて同化するような色を選んで下さい。タトゥーの部分に吹きかけるだけです。
タトゥーシール

これもネットで簡単に購入することができます。
タトゥーの上に貼ることでタトゥーを簡単に消すことができます。汗や水にものすごく強く、貼れば3日くらいはもつそうです。これを貼ればバレずにプールや温泉に入ることもできます。
この2種類が有名な方法です。ネットで簡単に購入することができて、簡単に消すことができて、文句ないですよね。
仕上がりもとても綺麗なんだそうです。タトゥー隠しシールに関しては何日かはもつわけですから、とても便利ですね。
よくある質問
タトゥーのレーザー除去は何回受ける必要がある?

タトゥー除去のためのレーザー治療は1回ですむと思っている方がいれば、それは大間違いです。
タトゥー除去には、何回かの施術を繰り返し行い、段階を踏んで元のキレイな肌の状態に戻していくことになります。また、タトゥーの大きさや範囲が広い場合などはかなりの治療回数が必要となります。
タトゥーがごく一部の小さいものであれば、1回の治療で済む場合もありますが、そのような方はほぼいないと思ってください。
よって、治療回数はその方によって全て異なる為、まずはレーザー治療を受けるクリニックで相談することから始めてください。
>>タトゥーはレーザー除去で消えた?1回目では全部は消えないって本当?
>>タトゥーのレーザー除去だと傷跡が残る?受ける必要のある回数は何回?
>>【タトゥー・レーザー除去のアフターケア】施述後のケアにおけるポイント5選
タトゥーは総合病院なら保険が適用される?

タトゥー除去のためには、保険適用があると思われている方も多いと思います。
しかし、保険適用される治療としては、生命に影響を及ぼす、日常生活に支障を来す可能性がある病気やケガだけです。
タトゥーは自分の意志で入れたものの為、除去したいと思っても、自己責任で消す他ありません。その為、タトゥー除去は保険適用外となります。
もしも、これからタトゥーを入れようと考えている方がいれば、タトゥーは消す方がとても難しく、治療も大変であることを念頭に置いて入れるようにしましょう。
>>タトゥー除去なら保険が適用される総合病院がオススメ?切除費用も安い?
タトゥーがあると日常生活が不便になる?

タトゥーがあると公共施設を利用できませんし、MRI検査で健康チェックすることもできません。
さらに、日常生活において不便を感じるのはあなた自身だけではありません。あなたと一緒に行動しているお子さんや家族にまで迷惑をかけてしまうことになるのです。
こうした理由から、結婚や出産を機にタトゥーを除去される方は非常に多いです。
>>タトゥーを除去すべき理由&メリット!タトゥーで起きうるリスク5選
カラータトゥーは消すことができない?

基本的にタトゥー除去は黒色・単色のみを対象としています。
そのため、カラータトゥーを入れている場合には、削皮術かピコレーザーによるタトゥー除去が必要です。
削皮術であれば、一切タトゥーを残さずに除去できますが、確実に大きな傷跡が残ることになってしまいます。
その一方で、時間と回数はかかりますが、体に負担をかけずに除去したい場合には、ピコレーザーがオススメです。
>>タトゥーが結婚相手にバレて後悔した?今すぐ綺麗にタトゥーを消す方法
タトゥー除去に関する不安や疑問については、美容口コミ広場TVというYOUTUBEチャンネルでも解説されています。ぜひ参考にしてみてください。