- 旦那のタトゥーが原因で離婚?
- 夫の刺青は離婚理由になる?
今の結婚生活が始まる前に、旦那さまとお付き合いしている時に、すでにタトゥーが入っていることを知っていたにも関わらず、結婚の時も両親には内緒で結婚してしまった・・・という、そんな方は世の中にたくさんいるのではないでしょうか?

旦那さまのことがとても大好きで、この人と絶対に一緒にいたい、だから結婚したい!
その思いがあまりにも強かった為、タトゥーのことなどそこまで重要視することなく結婚まで突き進んでしまい、今になって後悔している方も少なくありません。
今回は、旦那のタトゥーが原因で離婚!?夫の刺青は離婚理由になるか?について徹底調査してみました。
ぜひ、この記事を参考に、自身のケースにあてはめてみてください。
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タトゥーを隠して結婚してしまうと?
もしも、好きで一緒になった人が、実はタトゥーを入れていることを隠してあなたと結婚したとすれば、それは後に離婚の原因となるのでしょうか?
実は、婚姻前にタトゥーを入れていたという事実をひた隠しにしていたことじたいについては、直接的な離婚原因とはならないとされています。

民法770条1項5号の「その他婚姻を継続しがたい重大な事由があるとき」には該当しないとされています。
よく考えてみるとそうかもしれませんね。実際、タトゥーが入っていようと、その人との相性が合わないという訳ではなく、お互いが婚姻について同意しました。
それが、後からタトゥーが入っているという事実を知っても、性格の不一致となるような内容ではないと捉えられてしまう分、「離婚」の2文字には該当しないですね。
それにしても、タトゥーが入っているからといって、その人の人格までも変えてしまうとは思えない為、実は離婚したい本当の理由があるのかもしれません。
タトゥーは単にそのタテになっているだけなのかもしれませんね。
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旦那のタトゥーが原因で離婚!?体験談
タトゥーを入れた主人に離婚を申し出ました・・・
まなみ/30歳/主婦
主人は一見見た目にはとてもワイルドなタイプ色黒でそれなりにオシャレも好きな方だと思います。そんな主人がある日、腕にタトゥーを入れて帰宅しました。私達には6歳と3歳の子供がいます。一体何があってその行動に出たのか意味不明です。子供もいながら・・・家庭もありながら、なぜ今になってそんなことをするのか疑問で仕方ありませんでした。
主人は自分がタトゥーを入れたことを満足げに話しをしてきますが、私にとってはそんなことはどうでもいい話しで、なぜそんなことをしたのか問い詰め、すぐに消してほしいとお願いしました。すると主人は逆ギレです。本当に意味が分かりません。
私からすると、タトゥーが入っていることで、子供が幼稚園や学校で白い目で見られないか、また、イジメられたりしないかなど、心配でなりません。自分本位な考えで、子供が今後辛い思いをするようなことがあっては私としても色んな事を考えなければいけないと感じたのです。
それからは、私は主人への熱も冷め、一歩引いて主人を見るようになってしまいました。何をするにもこの人はおかしいのかもしれない。そんな思いさえもが頭をよぎるようになったのです。
タトゥーを入れて半年が経った頃、私は主人に離婚を申し出ました。タトゥーを消すこともしない、子供達のことも考えない主人に苛立ちを覚えたのです。それでも主人は全く離婚に応じようとしません。こんな場合、私は主人と離婚できるものでしょうか?

この場合の見解を考えてみると、夫のタトゥーが何を意味するものなのか?ということ。
そして、タトゥーを入れたからと言って、今まで夫としての行動、言動が悪い方向に向いているということがなければ、特に大きな離婚理由はないとみなされ、タトゥーを理由とした離婚には至らないケースになります。
本当に離婚を考えているのであれば、お互いがもっとよく話し合って、それでも解決策を見出すことができず、話しがずっと平行線のままで続いてしまうようであれば、それは協議離婚という形におさめ、離婚成立させるべきでしょう。
それでも、刺青やタトゥーを入れただけでの離婚は、離婚理由としては適切ではないと見なされることが多い為、注意が必要です。
タトゥーを入れたことで、旦那様への熱が一気に冷めるほど、愛情も一気に冷めきってしまうのでしょうから、何ともあっさりしたものですね。男性は、本当に不思議な生き物であり、ある日突然突拍子もないことが起こります。
それが必要なものなのか不必要なものであるのかは分かりません。しかし、それをうまくコントロールするテクニックが女性側に必要なのでしょう。
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日本におけるタトゥーの認識とは?
日本におけるタトゥーの認識は、タトゥーを良いものとして捉える方が少数派の為、ほぼ認める方はいないと思ってください。
タトゥーが入っていることで、公共施設を利用することができなかったり、スポーツジムに入会することもできません。

また、病院でMRI検査も受けることができないといったデメリットが多く、後に不便を感じるきっかけともなり兼ねません。
それほどにタトゥーへの認識が低く、同時に良いものと捉えていない為、ますますタトゥーへの偏見は募るばかりです。日本国においては、タトゥーや刺青は、やはりあまり浸透しないようですね。
とは言え、今後は東京オリンピックを控えています。海外からのトップアスリートが日本国を訪れることになりますが、そのようなトップアスリートも身体の一部にタトゥーを入れている方が多いです。
今後、オリンピックを目前に、そのような方が公共施設を利用することにもなる為、これから日本は様々な課題をクリアしなければなりません。
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まとめ
いかがでしたか?旦那のタトゥーが原因で離婚!?夫の刺青は離婚理由になるか?について徹底調査してみました。
やはり、タトゥーが入っているからといって、それだけが直接的な離婚の原因とはなり得ないようです。そうなる前にしっかりと2人で話し合いを重ねることが大切です。
また、日頃からも他愛もない話しで盛り上がれるような夫婦関係を築いておけば、タトゥーを入れたという事実でさえも、しっかりと受け止めることができるかもしれません。
いずれにしても、きっちりと全てのことを真面目にこなすことが大切です。夫婦でしっかりと話し合っておけば、タトゥー理由に離婚だなんて考えもしなかったでしょう。