- 入れ墨を子供に説明する前に除去すべき
- 子供に起こりうるリスク
若い頃は、ノリや勢いであまり考えず入れ墨を入れてしまう事もありますよね。
しかし、自分に子供が出来た時に入れ墨を入れたことを後悔する人はかなり多いようですが、それは一体どのような理由なのでしょうか。
そこで今回は、子供が出来た時どのような理由で入れ墨を後悔するのか、そのリスクも合わせてご紹介したいと思います。
入れ墨を子供に説明する前に除去すべき
入れ墨は、どんな理由で入れたとしても出来れば子供に説明する前に、除去した方が良いと言われています。
なぜなら、”親”としての存在を強く主張できなくなる出来事も多く、子育てにおいてあまり良い影響を与えない場合が多いからです。
- 適当な言い訳は子供にもバレる
- 親としての威厳・説得力を失う
- 除去できないなら一切目に触れさせない
1.適当な言い訳は子供にもバレる
子供から、「どうして入れ墨を入れたの?」と聞かれたとき、なんとか子供に悪く思われないように理由を考えて伝えようとする人は多いのではないでしょうか。
- 若い頃友達友情の証で入れた
- 昔は流行っていた
- 入れ墨ではなくただのペイントだ
しかし、どのように伝えてもそれが”正当な入れ墨を入れた理由”には聞こえないものです。
また、そうやってつくろうように入れ墨を入れた事を話しても、子供は案外親の嘘や言い訳に気付くものです。
そして、親のそういった姿勢に子供もなんとなくガッカリしてしまうものです。
2.親としての威厳・説得力を失う
入れ墨と言えば、映画などでも”怖い”というイメージを持つ人が多いと思います。
もちろん、ファッションの一つとして取り入れている人も今の時代多いですが、幼い子供としては龍や虎のなどの入れ墨を怖いと認識する事が多いはずです。
そんな、”入れ墨=悪い”というイメージを持っている場合、子育てにおいても親として正当な事が言いにくくなるのではないでしょうか。
子供というのは、必ず反抗期があり悪い事を平気でしてしまう事も多いですよね。そんな時、親としては子供を正しい道に導く義務があります。
しかし、子供が非行に走っても親が注意したところで、「そんなこと言いながら、お父さん(お母さん)も入れ墨入れて悪いことしてたんじゃないの」などと、
親としての威勢や説得力を完全に失ってしまいやすくなるのが入れ墨なのです。
3.除去できないなら一切目に触れさせない
このように、子供には入れ墨を知られることが良い影響とならない場合が多いということがわかりましたね。
だからこそ、できれば子供に知られる前に入れ墨を除去しておくに越した事はないのです。
しかし、どうしても入れ墨を除去できないという場合は、一切人目に触れさせないようにしましょう。
- コンシーラーで隠す
- シップなどテーピングで隠す
- 切除手術を受ける
入れ墨を人目に触れさせないためには、肌から入れ墨を目立たなくする必要があります。
最も手軽なのは、コンシーラーテーピングなど肌色のもので入れ墨を隠す事です。

これらはとても簡単なので、一時的に隠す事は出来ると思います。
しかし、毎回塗ったり貼り直しが必要であり、時間が経つと剥がれたり何かと不便です。
だからこそ、そういった手間が嫌だと言う人は思い切ってレーザーなどで入れ墨を除去しても良いでしょう。
子供に起こりうるリスク

では、具体的に親の入れ墨が子供にどんな影響を与えるかみていきましょう。
- 刺青が原因でイジメられる可能性がある
- 親のマネをしてタトゥーを彫りたがる
- 親への不信感・失望感を感じるようになる
1.刺青が原因でイジメられる可能性がある
子供というのは、ほんの小さなきっかけを掴みそれをネタにからかったりイジメたりすることが得意です。
- 家に遊びに来た時
- 授業参観
- 運動会
このように、子供は友達の親が”綺麗だった”や”若かった”など、外見を取り上げて話題にします。

そんな中、入れ墨と言えば最もネタにされる特徴ですよね。
そして、入れ墨が元で様々な憶測を立てるのが子供同士です。
- 怖い家柄なんじゃないか
- 不真面目な家なんじゃないか
- 親が入れているから子供も入れているはず
特に、入れ墨を入れていない家庭の親からすれば、「入れ墨を入れるような家庭の子と関わってはダメ」と子供に教える家庭も少なくないのが現状です。
その結果、子供同士でも”あいつと遊んだらダメなんだ”という変な噂が広まりイジメがスタートするのです。
このように、親の入れ墨がきっかけで子供がイジメに合うというケースはとても多いのです。
2.親のマネをしてタトゥーを彫りたがる
子供というのは、”親を見て育つ”と言われています。だからこそ、親が当たり前のように入れ墨を入れて過ごしていると、それが当たり前だと思うものです。

そのうち、子供自身が「自分も入れ墨入れたい」と言い出したらどうでしょう。
大半の人が、自分は良くて子供にはさせたくない事の一つに入れ墨があたるのではないでしょうか。
なぜなら、入れ墨というのは勢いやノリで入れた時は良くても、私生活においては様々な制限が出てくるからです。
- プールや銭湯などに行けない
- 夏でも長袖を着用しなければならない
- スポーツジムに入会できない
- 婚約破棄もあり得る
- 働ける職業が限られる
このような思いを自分がしているので、”子供には味合わせたくない”と思うのが親心です。
しかし、反対したところで自分が入れ墨を入れていては、子供が納得するはずはないのです。
3.親への不信感・失望感を感じるようになる
子供にとって、親とは絶対的な存在で正しさの象徴でもあります。
だからこそ、他人が正しくない事をしているのを見るより、自分の親がそうでない時の失望感は大きいと言われています。
その親が、どんな理由からか入れ墨を入れていて、しかもそれを当たり前のよう受け入れ生活しているとなると、子供としてはなんとなく親への不信感や失望感を感じてしまいます。
- 自分の親はどんな人生を送って来たのだろう
- 友達の親はプールに行けるのに自分の親は行けない
このように、普通の生活が送りにくい事や親の価値観に対し、子供は失望感を感じ親に北尾をしなくなったり隠し事をしたりするようになってしまいます。
その結果、たかが入れ墨ですが子供がいる場合は、されど入れ墨となってしまう事はとても多いのです。
さいごに
もちろん、自分1人がどう思われようが問題ないという人も多いですが、さすがに自分の子供に影響が出てしまうのは避けたいものですよね。
だからこそ、できれば子供に知られる前に入れ墨は除去しておくに越した事はないのです。