- 削皮術でタトゥー除去するとケロイド・後遺症が残る？
- 後遺症が心配でタトゥー除去が受けられない？
日本ではタトゥ－が入っていると生活に不便をきたします。
例えばプールなどの公共施設の利用ができなかったり、スポーツジムに入会できなかったり。
最近ではタトゥーが入っている人の入場を禁止するカフェまでもあるそうなんです。
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Contents
タトゥーだとデメリット・リスクだらけ
就職できない・出世できない
就職の際、タトゥーが入っていると面接に受からないことがあります。
以前新聞でタトゥ－が入っている社員を全員クビにするという記事を見つけました。
普段サラリーマンはスーツを着ているのでタトゥーが見えることはないと思いますが、わざわざ服を脱がして確認した会社があるそうなんです。
もしクビにまでしなかったとしても、いくら仕事のできる人であったとしても、出世を諦めてもらうケースもあります。
アメリカではタトゥーを入れている人が大勢います。日本よりも馴染みのあるものだと思いました。ですが、そのアメリカでさえ、就職の際にタトゥーが入っていると面接に受からないのだそうです。
「同じスキルを持っている、タトゥーが入っている人と入っていない人の2人がいたら、入っていない方をとる」という考えなんだそうです。アメリカでさえも、就職が関係してくるととても厳しくなってきます。
結婚が破談になる
日本では結婚相手のご両親に結婚を断られるケースも発生しています。
特にご両親の代になると、考えが古い方もいらっしゃいます。
「タトゥー・刺青＝ヤクザ」なんて考えも珍しくはありません。
そうなるとタトゥーに対してのイメージはとても悪く、もし自分の子どもの結婚相手にタトゥーが入っていたら結婚を認めない両親はいるかもしれません。
そして今後生まれてくる子どものためにも、タトゥーは入っていない方がいいです。
一緒にプールや海行きたくても行けないことがおおかったり、タトゥーが大丈夫な場所をいちいち探さないといけないですよね。
一緒に楽しい時間を過ごそうと思っている家族や友人が可哀そうです。
MRI検査を受けられない
タトゥーが入っている人はMRI検査が受けられないことも知っていましたか？
MRI検査機から発せられる光がタトゥーのインクに反応し、皮膚を焼いてしまい火傷状態にしてしまうのだそうです。
実際に私がMRI検査を受けに行った時、壁に「タトゥーが入っている人は検査を受けられません」と張り紙がしてありました。
こういう検査が受けられないと、身体に何かあったとき、とても不便です。見つかる病気も見つからないかもしれませんから、命に係わる可能性もあります。
このように利用できない公共施設があったり、受けられない検査があったりと、生活に支障をきたしてしまうのです。
タトゥーを入れているのは特に若い人たちが多いですが、ただただ「オシャレ！」という興味本位で簡単に入れてしまうのです。
確かに最近ではオシャレの一環になってはいますが、消したいと思った時に簡単に消すことができないのは知っているのでしょうか。
タトゥー除去の方法
消す場合は、美容外科か皮膚科に行かないといけません。
そこでは、レーザー治療、切除法、植皮法を取り扱っています。
レーザーはタトゥーのインクに反応し、色を破壊してタトゥーを消していきます。
火傷状態になるのでじりじりとした痛みがあります。切除法は、タトゥーが入っている部分の皮膚を切り取り、その後縫い縮めます。施術後は突っ張った感じがするので違和感があるかもしれません。
植皮法は、タトゥーがある部分の皮膚を切り取り、目立たない部分から体への皮膚を切り取って移植する方法です。一番綺麗に仕上がる可能性が高いですが、移植する刃皮膚と周りの皮膚の色が違ってしまうケースも出てきます。
それぞれの治療法にメリットとデメリットがありますので、どの治療法が自分のタトゥーに合っているのかは医師にサイズや色を見てもらって判断してもらってください。
一度入れてしまうと、メスかレーザーを使った治療でしかタトゥーを消すことができません。簡単に消すということはできないのです。
最近では削皮法という除去方法も登場しています。こちらの方法をもう少しご紹介していきますね。
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削皮術でタトゥー除去するとケロイド・後遺症が残る？
削皮法とは、その名の通り、皮膚を削ってタトゥーを消していく方法です。
この治療法によって、タトゥーのインクの90%を削り取ることができます。
なるべく薄くタトゥーの入っているぎりぎりの部分を削り取ることにより、身体への負担を減らすのです。
削った部分は擦り傷となり、その部分にマクロファージという貧食細胞が集まってきます。
そのマクロファージが残りの墨を分解し処理してくれることでタトゥーが薄くなるのです。
除去しきれなかった場合はレーザーを当てて墨を分解、マクロファージが処理しやすいようにします。
削皮術とレーザー治療の組み合わせがオススメ
削皮法とレーザーを併用することで、消すことが難しいタトゥーも綺麗に消すことができます。
マクロファージにも処理できる墨の量の限界がありますから、一回で買えない場合は削皮法とレーザーを繰り返し治療していくやり方だそうです。
レーザーで墨を分解→マクロファージが処理という順番ですね。
医師の技術力が低いと後遺症のリスク
ただ、削皮法は医師によって術後の結果にかなり差が出てきます。
経験豊富で評判の良い先生になら任せても綺麗に消してくれるとは思いますが、症例数の少ない先生に任せてしまうとケロイドなどの症状が起きてしまうこともあります。
本来なら薄くぎりぎりのラインを削りますが、深く削ってしまう先生もいるらしく、その深さが原因でケロイドが発生してしまうそうです。また、かゆみやかぶれ、傷跡も発生します。
治りが遅いことで術部がかぶれ、かゆみが発生し、それが傷跡になってしまうのです。医師をきちんと選ばないとこういう後遺症が発生してしまいます。
時間をかけて慎重にクリニック選びをすることがとても重要になってきます。
まとめ
医師によって、治療後の症状に差が出る削皮法。ひどい人だと3か月間かゆみに悩まされたというケースもネットで発見しました。
口コミや評判の良いクリニック、症例数の多いクリニックをしっかり見極めてください。
もし、しっかり綺麗にタトゥーを消したい場合は、医師に削皮法とレーザー治療を併用することをお願いしてみてください。
レーザー治療だけだと限界があり、綺麗に消すことは難しいです。
最近では治療法もたくさんありますから、どの治療法が自分のタトゥーに合っているのか医師にしっかり見極めてもらってくださいね！
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- 削皮術でタトゥー除去するとケロイドや後遺症が残る？
- タトゥーを除去する方法は？
日本で生活する以上、タトゥーが入っていることで、日常生活に不便な点がたくさんあります。
若い時はタトゥーそのものをカッコイイ、オシャレの一環だなどと思っていた方も、ある程度年齢を重ねてくると、自分が入れたタトゥーを見る度に後悔の念に駆られるというのです。
そして、タトゥーを消したいと思う方が増えているという現実です。
今回は、そのタトゥーを削皮術で除去した場合に起こる後遺症についてご紹介したいと思います。
日本でのタトゥーの認識ってどんな感じ？
- 就職することができない
- 公共施設を利用することができない
- 結婚に反対される
- MRI検査を受けることができない
- スポーツジムに入会できない
日本ではタトゥーに対する認識がなく、馴染みのないものです。
また、タトゥーが入っていることで、就職難にあったり、出世ができなかったりといった厳しい面もあります。それだけではありません。多くの人が利用する公共施設やスポーツジムを利用することができません。
結婚したいと思った人がいても、相手の両親にタトゥーが入っていることを理由に結婚を反対されるケースがあったり、これから生まれてくる子供へも悪影響を与えるといった考えがあります。
その他、身体に不調を訴えた場合でも、MRI検査を受けることができないといったことが起こります。
MRI検査は、タトゥーの染料に反応し、火傷を起こす可能性がある為、タトゥーが入っている人は、適切な医療検査を受けることができない場合が多いと思ってください。
本来であれば、病気は早期発見が望ましいとされている反面、このようにタトゥーが理由で検査を受けることができないとなれば、タトゥーは本当に必要なものなのか疑問視されています。
タトゥーを除去する方法は？
レーザー治療
タトゥーはレーザ-治療により、皮膚に流し込んだ染料を破壊し、タトゥーを消します。
言い換えると、人工的に火傷を起こし、タトゥーを消します。
しかし、この方法は手術中も激痛を伴う他、術後もじりじりとした痛みが続きます。
また、タトゥーそのものの形で傷跡として分かる場合がほとんどです。
【デメリット】
- 激痛を伴う
- 皮膚がデコボコになることがある
- タトゥーが薄くなることはあっても完全に消すことはできない
- 治療により皮膚がまだらになることがある
切除法
タトゥーが入っている皮膚を切り取った後、縫合して縮め、皮膚をくっつけます。
施術後は皮膚を引っ張っている為、ツッパリ感が残ります。日にちが経過すると違和感もなくなっていきます。
【デメリット】
- 施術部位が綺麗に仕上がる可能性が低い
- 傷跡に負担がかかる
- 広範囲に及ぶタトゥーの除去には不向きな方法
- ケロイド状の傷跡として残る場合がある
- 施術部位の引きつれやしびれが残る
植皮法
タトゥーが入っている部分の皮膚を切り取り、身体の他の部位から切り取った皮膚を移植する方法です。
自身の皮膚を移植することから、仕上がりはキレイですが、移植する皮膚の部位によっては、皮膚の色が違ってしまうこともあります。
【デメリット】
- 植皮した部分の境目が目立ってしまう
- 切り取った皮膚に傷跡が残ってしまう
削皮法
タトゥーの入っている皮膚を、染料の深さまで削ってタトゥーを消す方法です。
この方法によって、タトゥーのインクの90%以上を削り取ることが可能だと言われています。
タトゥーの入っている深さのギリギリラインの皮膚を削る為、一番身体への負担を軽減することができる方法でもあります。
削った部分は擦り傷となり、マクロファージという貧食細胞が集まり、残りの染料を分解処理してくれることでさらにタトゥーが薄くなります。
削皮法で除去しきれなかったタトゥーについては、レーザー治療で治療を行うクリニックが多いです。
【デメリット】
- 傷跡は担当した医師の技術や実績により大差が生じる
- 未熟な医師が担当した場合はケロイド状の傷跡として残ってしまう
それぞれの治療法には、デメリットやリスクも多く、どの治療法が自身のタトゥー除去に合っているのかを、事前カウンセリングで医師としっかり相談しておくことが大切です。
タトゥーは、一度入れてしまうと、消すためにはかなりの時間と労力と費用をかけなければいけないことがわかりますね。
削皮法でタトゥー除去するとケロイド・後遺症が残る？
【術後の様子】
術後、2～3時間後に麻酔が切れ始めると、施術部位に突っ張ったような痛みを感じる方が多いと言われています。
痛みの程度には個人差がありますが、軽度である場合が多いそうです。痛みの程度によっては、医師から鎮痛剤を処方される為、それを服用するようにしましょう。
術後の施術部位の腫れや内出血が引くにはおよそ2週間ほど必要であることが多く、その間は通常の日常生活を送れるとまではいきません。
【術後の日常生活】
タトゥー除去を行った当日は、お風呂はシャワーのみとなります。
しかし、皮膚が傷ついている部分は濡れないように注意が必要です。
クリニックによっては、シャワーも手術翌日からと言うケースもある為、事前に確認しておくようにしましょう。
【術後の運動】
タトゥー除去を行った後、1ヵ月は軽い運動も控えるようにしましょう。
激しい運動は術後3ヵ月ほど様子を見ることが望ましいです。
【タトゥー除去後の後遺症】
タトゥー除去を行った後、施術部位に後遺症が出る方がほとんどだと思ってください。
特に後遺症の代表とも言えるのが、「ケロイド」です。
ケロイドとは、手術によって、傷跡が赤く盛り上がってしまい、そのままの形で傷跡として残ってしまうことを指します。
施術部位がケロイド状に傷跡として残ってしまうと、当然、見た目が気になってしまいます。
しかし、それだけではありません。ケロイドとして残ることには、下記のような症状に悩まされ続けることになります。
- 皮膚の突っ張り感
- 痛み
- しびれ
- 違和感
- かゆみ
後遺症に悩まされ、日常生活に支障を来したり、後遺症によって薬の内服が必要となったりと、良いことは全くありません。
むしろ、新たにクリニック通いが続くなど、リスクが高くなることを知った上で治療を受ける必要があります。
削皮法とレーザー治療がおすすめ
タトゥーをより綺麗に消す方法として、削皮法とレーザー治療を組み合わせることが推奨されています。
この方法を行うことで、消すことが難しいと言われていたタトゥーを綺麗に消すことができます。
入れているタトゥーの範囲が狭く小さい場合は、1回の治療でタトゥーを消すことができますが、広範囲に渡ってタトゥーが入っている場合は、数回の治療が必要となる場合があります。
カウンセリング時にしっかりと確認しておきましょう。
医師の技術力によって後遺症もかわる！
現在、削皮法を実施するクリニックは多く、その分、その仕上がりについても医師の技術力が問われ始めています。
それほど実施するクリニックが多いことが分かります。しかし、削皮法は、医師の持つ技術によって後遺症も大きく変わってくるのです。
経験豊富でかつ評判の高いクリニックや技術力の高い医師が担当することで、ケロイド状態にならずに施術を終えることができます。その為、医師やクリニックをきちんと選ぶ必要性があるのです。
時間をかけ、ひとつのクリニックに固執することなく、色々なクリニックへカウンセリングへ行ってみることが大切です。まずは最重要課題から取り組むことをオススメします。
まとめ
いかがでしたか？医師によって治療後の状態に大きな差が生じる削皮法ですが、事前にしっかりとしたクリニック選びや医師選びを行うことで、後遺症を最小限に抑えることは可能です。
その為に、まずは時間をかけてきちんとしたクリニックを探すことから始めましょう。
きっとあなたに合ったクリニックに、医師に出会えるはずです。
消すことは難しいタトゥーですが、削皮法なら綺麗に消せる可能性も高く、おすすめの施術法です。ぜひ、カウンセリング時に相談してみてください。
